久しぶりの製作記です。時代の流れと申しましょうか
商業系の仕事を多くやるようになり許諾前の物を晒すのは？
とか面倒な事を考えて敢えてやっていませんでしたが
これ自体が同人活動な訳だし？商業じゃないし
考えすぎだな－－と言う事で再び再開です。

FGOの数あるキャラの中でも特別な思い入れがあるキャラです
オルタと言う位置づけが、これ程しっくり来る史実上のキャラは
居ないと思ってます。　史実が本当なら、そして生き返ったら
そりゃまぁグレても仕方ないしグレて欲しいです

以前造った馬ジャンヌも設定無視で馬に乗せてジャンヌ愛
表現したのですが理解して頂いた人は．．．．．いたのかな？
まぁそれを考えるとキリが無いので良いとして
要するに個人的に特別な史実上の人物ちゅう事です

当初はバイクの方が先に決まって居たので沖田を考えて
居たのですが製作するバイクの被虐感たっぷりの歴史と
似た感じのあるジャンヌオルタをチョイスしてみました
早い話．．．好きなキャラなので。

水着VerはボツにしてヘルメットVerのみ追加に
してみました。

ジャンヌからかなり離れた感はありますが
世界に点在すると言うヘルメット女子マニアに向けた
ヘルメットジャンヌオルタです！
頭に何か付いてる奴がこれになったと！
そう思えば良いのかもしれません。

腕を肉盛りして何とか整合性は保ったみたいです
左肩にちょいと強引な所ありますが．．仕方無しです

この頃から水着Ver要らないような気がする現象が
頭の中を駆け巡ってました。
たぶん、きっと誰も造らないし．．．せめてヘルメットVer
だけでも完成させよう！

㉑水着Ver　キャストオフと言う訳では無いのですが
背中に服を固定しなくても製作できたので
ついでにバリエ―ションとして水着仕様も造ってみます
専用物では無いので合せなどはそれなりの技術を
要する物になります

肩のダボをそのまま利用して差し替え出来る様に
します

前髪軽くつけてみました。
そのキャラの髪型が違うと記号が無くなるので
一気に「誰コレ」現象がおきますね－。
そんな事は気にせず「ヘルメット被ってオサレカワイイ」
それだけを信じて思いつきで始めちゃった作業を
推し進めます。

⑳ヘルメット加工　人間の頭と合わせるとキャラクターは差がでます
微妙な違和感と言いましょうか。
そこで手に持たせる用にあるヘルメットを装着用として別物に
加工しました。

写真の鉛筆で書いたラインで削ったりサイドに盛り込んだり
ジャンヌに合うメットに加工し直しました　

パテを入れて取った物がこれです
何と言うかこの位適当な感じの方が違う物になってくれます
同じ物じゃツマラナイ。それはそれで負荷負担なのですが

そんな訳でここから表情変えて行きます

こんな感じにシリコン型が出来ました

湯口みたいのありますが余分なものが逃げる穴に
なります

後々の加工や顔自体の面白み？を求めてるので
レジンではなくエポパテを直接入れるようにしてます

折角のバイク物だしヘルメット被せたい。そんな事を
思いついちゃったので即実行です
デフォルトじゃないので、おまけ的な物になります

⑲顔の複製　ヘルメット用の顔を製作途中の顔を複製し
造ります。　今回はレジンを流す訳では無いのでかなり適当です

とりあえずコンパクトに粘土埋め埋め

細かい加工は未実施ですが動きや全体の流れが見える
状態まで出来ました。

折角なので、もう一つ仕様を追加で造るつもりです
それは完成品時にお見せ出来るかと思います

次回は細かい加工も居れた最終原型と
バイクの製作記も出来れば書きたいと思っています

⑳ジャケット製作7　　ライダ－スジャケットとなるとかなり
厚みのある物になるのですが、ここも敢えて細い感じに
腕にシワを盛り付けて必要以上に厚くしないように
してみました。

⑲ジャケット製作6　次は袖の製作になります
袖が無い状態でも腕の抜き差しが出来るように
ジャケット＋身体の状態で基準を造ります
これでしっかり出来てれば袖造りも簡単安心です

手首は既に分割済みで袖口のみ製作してます

⑱ジャケット製作5　身頃の合わせをしつつ表面を整えた
状態です。　　この後に小さいシワや切り替えしや小物
裏地などが付くとそれらしく見えてくる筈です

⑰ジャケット製作4　　全て剥がれた状態です
この状態だと後身頃から製作して端面を仕上げたりで
基準パ－ツを後身頃にして左右の前身頃をそれに合わせながら
造って行く感じになります

⑯ジャケット製作3　硬化したら切り込みが既に入っているので
パカッと取れます。　写真で見るとゴミみたいな物体に見えますが
外側は大して重要ではなく内側の身体に面してる部分が
キッチリ出来ているかが重要になります

外側のシワだとかはどうにでもなりますが内側の答えは
一つ「ピッタリ隙間なく出来ているか」それでだけですが
それが一回で上手く行かないと後々大変になります
基準がしっかりしてないと何時までも弄り倒す事になりますね
ダメだったらもう一回の工程です

⑮ジャケット製作2　こんな感じでスカルピ－の上に盛って行きます
この時、前身頃と後身頃の分割線をカッタ―に油を付けて
切り込んでおくと後で剥がすときに破壊しないで済みます
一度油を付けたカッタ―で線を入れておけばくっつく事も少ない
ので再度弄ったりが可能になります

⑭ジャケット製作1　ジャケット製作の準備です
風になびくライダ－スジャケット．．．そんなのあり得ませんが
良いんです！これはファンタジー！

先ずはエポパテですと自重で上手く空間を表現する前に
垂れて来てしまいます。　そこで厚みを考えないで
外側だけ想定してスカルピ－でヒラヒラ感を造って行きます

⑬お尻とチャップス製作　分割と同時にお尻のボリュウムも
乗せる感じでアップさせました。　これがやりたくて
このズボンのような物穿かせてる訳であります。

アスカR2の時は割とリアリティに拘った仕様だったのですが
今回のジャンヌはファンタジーで押し切ります
スキニ－タイプのチャップスにヒ－ルのブ－ツとか。
数年前の頭の硬い自分ならダメでしたね－。
そんなのでバイク乗れるかっ！みたいな。

現在は．．．良いんです！エロカッコいい万歳！！

⑫腰分割　腰部分は分割するとこんな感じになりました

この先KITを買ってくれた人がこの記事を読んでいて
くれると「ああ、あれだ」と思ってくれると嬉しいです
製作時は1.6㎜の銅線で位置固定してます　KITに穴を
残してますので1.5の真鍮線か1.6の針金系を使ってくれれば
位置が出やすいと思います

全然関係ないですが、この形状見てると「キングジョ－」の
頭に見えます。　そんな事振られても知ってるのは
特撮ヲタか自分みたいな、おっさんしか知りません。要スル－

⑪ベルト製作＆脚分割準備　大型バックルのベルトを
取り付ける為の分割でした。
ベルトと言うか、この後製作するチャップスの取り付けベルト
になります。　チャップスはアスカR2で穿かせた
ウエスタン系の防護ズボンです。

⑩腰分割終了　パンツラインに分割入れたのでついでに
肉もモリモリしてます。　そう言えばオッパイのくだり無かった
いつの間にか付いてます

分割などが入る事で骨格から筋肉や脂肪のゾ－ンに
突入してきます。素体の時より肉付きが良くなってるかと
思います

⑨腕の分割　場合による。ですが今回はアクリル角棒で
合わせを造りました。　造ってる最中に別Verも造りたいなぁ
と思いたってしまって。思いついちゃった物は、やるしかない
そんな訳で位置の出やすい角棒にしてます

⑧腰の分割　今回物はベルトを考えているので腰のパンツラインから
分割しようと思います

使用パテはミリプットグレ－ドS　製作する物にもよりますが
年間使用数は相当な物です。たまに品切れとかになると
もの凄～く慌てます　WAVEさんいつも対応ありがとうございます。

⑦顔　この時点で何故写真撮ったのか？そう思わせる
進捗状態です。　新宿ジャンヌの新宿再臨絵の「ニカッ「」
顔が好きです。　以前造ったアスカR2もニカ顔でした
まだまだこれからの状態ですがもっとニカッとさせたいです

⑥靴製作　分割した足を靴にして行きます
ここも適当な脚や足首でやっちゃうと何故か上手く行きません
これだけ盛る訳だし関係無さそうですが
活きてる靴と言うか何というか整った出来合いの靴も使った事が
あるのですが．．．ここは個人の好みかなぁ

⑤靴分割素体チェック　立ち位置を早めに確定したいので
靴の製作と分割始めます

何気に汚い作業机が映ってますが結構期機能的で
机に穴を開け取り外し可能な箱をセット、窓に換気扇
で快適空間．．．．．．．では無いですが無いよりはマシな
作業環境です。　リュ－タ－使っているので
換気扇とマスクは必需品です

④分割完了　　形状やボリュウム等はまだまだですが
ベ－スの方の分割を先に終了させてます

100％な分割状態ではありませんが先に仕込む派と言うか
自分は先に仕込んでから造って行くタイプです
出来上がってから分割するのって勿体無い気がして。

③髪の毛分割　ショ－トボブとなると決まって後頭部の隙間を
埋める別パ－ツ化した物が必要になって来ます

最近は3DCGの普及でアナログな物を見る機会も少なくなったと
思います。

先にベ－スを造ってから隙間に追加する感じです

②素体完成　　女性フィギュアメインですが、このオッパイの無い
状態で素体の完成有無を判断しています。
良く骨格と話を聞きますが自分の場合はこの時点で骨格判断
としています。　この状態で「何かツマラン」となったら、そりゃもう
大変と言うか悪い所が無いのに「ツマラナイ」は最大級の不具合
と思ってます。　何度それで後悔と破壊を繰り返したか。

今回のは、まぁまぁ良いと判断しました。この時にはもう
完成形が見えてくるので一番大事なトコです

①素体腕製作　10年以上造ってますが
ここ最近ようやく造り方が決まって来た感じです。
胴体や脚は基準寸法の素体があるのでそれをド－ル製作の時に
覚えた方法で造って行く感じです。　腕と言うか肩は骨盤以上に
難しいと言うか苦手な部位ですので、ここだけは針金に盛り付け
と言う昔ながらの方法でやってます

面倒な様で実はこれが一番近道だと思ってます