フィモで製作した素体をエポパテへ置換します
根っからのリューター派なので、異素材が混同していると
思った様に切削出来ない為、面倒ですがエポパテへ置換
しています。
Making2
4、エポパテ置換
4の1置換部位設定
服を着せてしまう部位は別として
足やインナーの服はかなりボディコンシャスなので
エポパテへ置換する事にした。

マジックで書いた部位がエポパテコーティングする
部位です。


「このままやればイイじゃん」と思う人が、殆んど
だと思いますが、リューターでの作業や
細工の事を考えると、1日無駄にしても
おつりが来るくらい、後が楽ちん。


最初からエポパテと言う手もありますが
1〜2日でこの状態まで持ってくるのは初心者
の自分には無理!
それだけ、PVC粘土が造りやすいと言う事ですね。
4の2工具紹介
昔、某カーメ−カ−の金型製作部門に在籍してまして
一応、元職人です。 当時は今程、NC技術が発達
していなかったので、殆んど手作業でした。
おかげで0.01〜0.03oを判断しなければいけない
技術を半強制的に身につけました。

今、金型やってる人でこのやり方知ってる人は
ベテランか、設備のない所で苦労している
人だと思います

通常はポンチで刻印して刻印後が消えるまで削る
手法ですが、原型にはそれが出来ないので
左写真のように、ドリルに削りたい量だけ
刃先を出して、食い込まないようにエポパテで
コーティングしたもの。
4の3 刻印
という事で、0.5o刃先を出したもので
痕をつけた写真

この痕が消えるまで切削すれば
ほぼ形状通りに0.5o削れます。


注意
真似する人は、いないと思いますが
ある程度の技術が無いと大変な事になるかも。
「こんなやり方も、あるんだねぇ」位が良いと思います。
4の4切削
で、左が切削後の写真。
全体的に細くなりました。 

この場合のリューターがけのコツとして
金型経験者なら誰でも知ってる「御祓いがけ」とか
「倣いがけ」とか言われてる(地方により異なる)
技法が適してます。
カッター刃を入れるとき力を抜いて離す時また力を抜く
といった、巫女さんが御祓いする様な感じです
リューター切削中にカッターのどの面で、どの場所を
削っているかを、自分の指先の如く理解している
人は、是非試してみて下さい。
変な食い込みなどが無くなりますよ。
4の5材料紹介
このミリプットグレードSが使用エポパテです
チョイスの理由は
1、堅い
2、不純物が無い
3、白い(またか!)
4、水でよく延びる
5、硬化が幾分早い

欠点は、高い!です。
4の6盛り付け
少しずつ、0.5o厚狙いで薄く盛り付けました
板状に伸ばしてから盛り付ける場合もありますが
今回は1/6と面積が小さいので
水をつけながら、すこしづつ盛り込みました。


以前、ファンド時代のなごりから
自らの唾液でのばし実行、こいつで数日繰り返したら
しまいに舌が痺れまして..。
4の7顔のエポパテ置換 
    (材料紹介)
げっ!値札付いてるし...。
型想い等のお湯で柔らかくする
簡易型のお子様用Ver!
その名も「お湯丸君」 安いです。
そして量も多いです。お買い得です。
おすすめです。
対象年齢6才からで安心です。
こんな感じで型を取ったらエポパテを
グイグイ入れます。
で、硬化したら外す。

とてもキレイとは言えませんが
エポパテではこの形と大きさを出すのが
大変なんだよね〜。
顔の素体が出来たって感じです
4の8盛って削って盛って削って....。
切削部分をエポパテに、しちまえばコッチの物
そりゃもう、ヒョードルがマウント取った位
やりたい放題です。

何回か盛り削りして、小さくした顔を
乗っけたのが、左写真。

顔は、まだまだこれからです(評価外)。

手の長さは以前の顔大きさに合わせている
ので長いし肩もボリュームがあるので
明日調整します。

久ぶりの魔想さんです。
すこしづつ調整してます 胴体を少し長めに
設定したのですが、顔を小さくしてしまった為
胴長エロスはコイツには通用しないみたい。
実寸で2o位短くしてウエストをちょい細く
すると、もう少しまとまってくれるかも。
久しぶりの魔想さんです。
前回からの変更点はボディラインの調整
です。 上のと比べると良くなってますよねっ!
おそらく、殆んどの人は違いがよく解らない
事でしょう。

若干、乳も大きくなってます もう少し天然乳
にしたい所、これでは人工乳なので。

とりあえず、素体編はこれにて終了。
1年間造り続けてみて、やはり重要なのは
素体の出来なんですね。 後で調整も出来ますが
この時点で、やっつけておけば、その後
作業がかなり楽になりますね。
元々細かい細工は好きなのでが、今までは
ポーズの修正ばかりに時間を費やしていました
今回は細かい細工に時間をかける事が出来そう


次回は靴、服のパ−ツ製作です
靴の製作はスゲェ楽しみ☆